現在、在宅医療に特化した在宅専門店舗で勤務をしており、4施設と6名の個人在宅を担当しています。業務内容としては、担当施設・担当患者への薬の調剤、セット、配達、また主治医による往診にも同行しています。それ以外の時間は他のスタッフが担当する施設の調剤、鑑査、外来処方箋の対応等を行っています。1人で施設を担当し、薬を管理することは、責任重大なのでその大変さはありますが、先輩方に助けてもらいながら日々業務に取り組んでいます。
在宅医療の場合、薬局内で業務をする訳ではないので、上司や先輩に頼らず、自分自身で判断し対応しないといけない局面が多々あります。1人で適切な判断ができていたのか自信が持てず、後にあの対応でよかったのか考えてしまい先輩に支援やアドバイスを乞うこともあります。今後はそのような場面でも自信を持って適切な対応がとれる薬剤師になっていきたいと思っています。
在宅専門薬局での肝は、スケジューリングです。このスケジューリングが難しく、常に時間感覚を持って仕事をする必要があると思っています。時間管理がしっかりできて、往診同行や配達のスケジュールを順調に進められた時には達成感がありますし、空いた時間を他のスタッフのフォローに充てることもできます。このように相互に助け合いながら業務を行えていることも遣り甲斐につながっていると感じています。
最初のころは慣れないことばかりで戸惑うことも多く、見様見真似で何とかやっていましたが、自分の力不足で上司や先輩にフォローしてもらうこともしばしばありました。現在は自分の担当業務にも慣れてきて、ある程度余裕をもって働けるようになってきています。また今は、在宅主体の店舗ですが、将来的には、外来主体の店舗に配属されることも考えられるので、どのような店舗に配属になっても対応できる薬剤師になれるよう、知識と経験を積んで、活かしていきたいと思っています。